2014.10.13 : 他の地域のヤギプロジェクト
「ヤギ除草ブームの兆しは嬉しいけれど...」
昨年、UR都市機構なる独立行政法人が町田市でヤギの除草実験は、一つのターニングポンだったように思う。
除草よりも地域住民がヤギを介して集まるようになってきて、会話が増えたという効果も注目された。
親子だけではなく、高齢者の中にはヤギがきっかけで外に出るようになったという話も聞いた。
今年は町田市近郊で2か所増やしているそうで、大阪のUR都市機構でも実験が始まった。

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JR九州では、宮崎県都城駅ではメガソーラーを設置した敷地で除草用にヤギを飼い始めた。
年間数百万かかる除草コストが3分の1になり、
ホームからヤギが草を食む様子が見える様が評判にもなっている。

自治体から、amazon、IKEAなどの大企業まで除草実験は飛躍的に増えている。
先日にはソフトバンクと三井物産が鳥取県米子市の太陽光発電施設でヤギ除草の実験をすることを発表した。
ヤギ除草ブームの気配を感じます。
それに伴い、ヤギの価格もあがっているそうだ。

しかし、いい話ばかりでもない。
ヤギプロでもお世話になったことがある岐阜県関ケ原町では、
自治体で取り組んできたヤギ事業を本年度で中止することが議会で決まった。
町の関係者からは、
12月の議会で今後の方向性が決まるだろうとしか聞いておらず、
今の段階では何とも言えない。
お世話になった者として、現在、75匹にまで増えたヤギの引っ越し先など、
手伝えることは手伝うなど、今後の動向に注目しているところ。

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この関ヶ原の事例は、ヤギの除草に関し、立ち止まって考えるいい機会なんだと思う。
ヤギ除草が、もてはやされることは、ここ数年、ヤギについて熱く語っていた僕からすると、
ものすごーーーーく嬉しいけど、
ヤギは生き物であって、完璧な機械ではないということを分かった上で、
飼う、もしくは利用してほしいなぁと切に願う。
ヤギは、二酸化炭素は出さないけど、草刈り機のように完全にきれいにするわけではない。
写真は手前が除草前で、雨どいの向こうは1日つないだ除草後の状態である。

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馬に比べれば扱いやすいけれど、ヤギは悪戯好きで、
様々な物をかじってしまうので、養生が必要な場合もあるし、
除草の場合、立会人は必要である。
牛に比べれば嫌いな草は少ないが、それでも食べない草はたくさんあるし、
わがままな輩で同じ草でも気分によって食べることもあれば食べないこともある。
寂しくて、お腹が空けば、鳴くので、周囲の理解がなければ、苦情が出ることだってある。

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そういったことを理解した上で、つきあっていくと、
よき家族や友達として寄りそってくれると思うんだよね。

エコ除草はもちろんですが、
独居老人などの高齢者問題、
コミュニケーション力の低下などの教育問題、
増加し続けるアレルギー問題などなど、
現代の問題の解決の可能性がヤギには詰まっているから。


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